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SCCJ:進化を遂げた第三世代のウェブサイト

事例:
ネクスト インクがスウェーデン商工会議所(SCCJ)のウェブサイトを初めて制作したのは約15年前のこと。HTMLをハードコーディングしたベーシックなもので、当時はまだそれが一般的なサイト制作手法でした。

10年前、私たちは二度目の制作機会を得ました。インターネットのさらなる普及と関連技術の進展に歩調を合わせ、データベースと連動してダイナミックにページを生成するサイトを作り上げました。当時はまだコンテンツ管理システム(CMS)の既製品を手ごろな価格で手に入れるのが難しく、正社員として在籍していたウェブプログラマー2名が、CMSのバックエンドを一から構築しました。

2012年、SCCJは第三世代のサイト構築を決定。さらにインターネット関連技術は進歩を遂げ、私たちはオープンソースのCMSにかなりのカスタマイズを施してSCCJのニーズに応えました。こうしたCMSが入手可能になった今、自分たちの手でバックエンドを構築することはほとんどなくなっています。

一方、スマートフォンやタブレットなど新しいデバイスの台頭、さらにはソーシャルメディアの普及によって、オウンドメディアを取り巻く環境も大きく変わりました。さまざまな技術やメディアに人々が容易にアクセスできるようになったため、ネット上でプレゼンスを確保するためのハードルが上がり、以前よりもさらにスマートなウェブサイトが必要になったのです。

上記のような新しいデバイスの登場で、人々のインターネットへの接し方に変化が生じ、レスポンシブなウェブサイトが求められています。また、従来はタブーとされていたページのスクロールも、今では問題なしとされます。これは人々がブログやソーシャルメディアを閲覧するのに慣れたためでしょう。

今日の技術、機能、そしてデザインにマッチしたものにするため、ネクスト インクはSCCJのサイトを完全に作り直しました。導入したCMSはコンテンツの維持管理を容易にするもので、ソーシャルメディアと柔軟に連携する機能も備えています。

SCCJのメンバーだけが閲覧できるクローズドなセクションでは、メンバー同士がコミュニケーションを取ったり、情報をシェアしたりできるようにしています。最も多くの工数を費やしたイベントセクションには、SCCJの担当者がみずからイベントを作成し、メンバーに招待状を送付する機能があります。さらに、サイト全体に北欧テイストのデザインを施しています。