事例:
ドイツに本社を置くBJBは、ランプホルダーの世界的なリーディングカンパニーです。同社は今、長い歴史の中でも二度目の革命の最中にあります。
最初の革命は、今からほぼ1世紀半も前に起こりました。BJBは140年前、電気の普及に合わせてパラフィンランプの事業をスタート。そして二度目の革命は、現在急速に普及しつつあるLED照明への対応です。
ネクスト インクがBJBと巡り会ったのは10年ほど前。同社が日本における事業の方向性を検討している時期でした。つまり、日本市場から撤退するか、さらに投資を続けるかという判断です。両社で市場戦略を再検討した結果、下された決断は、事業をフルスピードで継続するというものでした。
それ以来、ネクスト インクはBJBジャパンのコミュニケーション活動を幅広いレンジでサポート。入念なリサーチを踏まえ、ヨーロッパで制作されたものとはまったく異なる250ページ立ての製品カタログを、日本市場の要件に即して制作しました。
また、カスタマーマガジン『Prisma(プリズマ)』を創刊。照明業界での信頼を獲得し、BJBならではの強みを伝える媒体に育て上げました。さらに、業界誌への広告出広、顧客のアウェアネス向上を狙ったPR活動、ウェブサイトのローカライズなども実施してきました。
この10年間で最も大きな活動の一つが、日本最大の照明関連展示会「ライティング・フェア」へのブース出展です。同イベントは隔年で開催され、照明関連の製品、システム、デザインが一堂に集まります。私たちはパートナーとともにBJBのブースを制作し、イベント期間中の現場監督も務めています。
今年(2013年)のイベントは、ひときわエキサイティングなものでした。BJBが開発した先進的な自動配線システム「ADS」を日本で初めて紹介したのです。イベントの詳しい模様はこちらでご紹介しています。
BJBは現在、日本市場で順調に成長を続けています。LED関連の製品をいち早く市場に送り出し、革命に柔軟に対応したのがその主因です。